こんにちはイケダです。
題名の通りちょっとデリケートな問題ですが、実際僕は鬱になった事が過去に三度ほどありますので、その時の体験や立ち直り方を綴りたいと思います。もし今現在鬱状態なら是非読んで欲しいです。
期間工という不安定な働き方(派遣や非正規雇用)で将来への漠然とした不安は計りしれませんよね。僕自身そういう働き方でしか生きてこなかったので、その気持ちは物凄いわかります。
ましてや縁もゆかりもない土地で一人孤独に生きていれば、精神にゆとりがなくなってくるのも不思議ではないです。基本的に期間工をループする方は生き方が下手だったり、どうしようもない様な人(社会不適合者)だったりす事が多いです。
僕は因みに前者です。笑(社会不適合者じゃないと信じたい…泣)
ではなぜ期間工と鬱の相関関係があるのか自分なりに考察したので良かったら最後まで読んで欲しいです。
鬱になるきっかけ

きっかけはこれ!と断定することは難しいです。
ですが鬱になりやすいのは日本人の特徴です。責任感が強く忍耐強いが為、知らず知らずの内にストレスを溜め込みやすいのが原因だと言われてます。
よく鬱は甘えなんて言われますが、そんな事は一切ないです。完全に病気です。正直働くのも困難な場合になる事もある怖い病気です。
精神疾患全般に言えることですが、全ては脳からの分泌物の異常だったりするので病気であるのは間違いないです。
自分の場合は期間工がキッカケに
僕の場合は期間工がキッカケで鬱になった気がします。
何も期間工になると鬱になりやすいと言うわけではありません。
いろんな因果関係が起こりやすい環境に期間工はあります。
・非正規雇用で不安定
・希薄な人間関係
・仕事に対するやりがい
・集団生活のストレス
・借金
・将来に対する漠然とした不安
期間工は特殊な環境だと僕は思うのですが、鬱になったりしやすい環境なのかもしれません。単調な毎日で工場も田舎で社会との繋がりを感じることがあまりないです。
そんな毎日に嫌気が指すのも無理もないかと思います。
責任感が強い方は注意

責任感が強い方は悩み事を抱え込みやすいと思います。鬱にもなりやすいのが責任感の強い方です。
期間工において責任感を感じる場面はそう多くないですが、ラインが遅れたり仕事が中々覚えれなかったりして辛い思いをしたりする方は一度楽観的に考えてみてはどうですか?
実際期間工の仕事は本当誰でも出来る仕事です。しかし向き不向きは勿論ありますし、いつまで経っても仕事を覚えれない人もいます。そこで悩んでしまうのは勿体無いと思います。所詮期間工で誰でも変えが効きますし、いっそ辞めてしまう方がいいと思います。
責任を感じて心に病を抱えるくらいなら最悪連絡だけして飛ぶのもアリだと思います。責任感があるが故そんな事が出来ないのも責任感のある方の特徴ですよね。僕は飛んだ事はないですよ。笑
閉鎖的な環境に気をつけよう
上記でも少し触れましたが、僕が鬱になった要因の1つに閉鎖的な空間に身を置いた事も起因の1つかなと思います。
期間工の生活は本当閉鎖的です。社会との繋がりを一切感じる事が僕は無かったです。ましてやライン作業なんて下手すれば1日誰とも会話せず終わる事もあります。引き継ぎの際に会話して終了なんて1日がほとんどでした。
通勤も寮から直通の専用バスですし、バスの車内はどんよりして重たい空気が流れる中での通勤です。周りはおじさんばかりで二人席を独占したり、マナーの悪い人の多さに出勤前から嫌な気持ちになります。決まってマナーが悪いのはおじさんです。
僕は嫌気がさしてバス通勤から自転車通勤に変えた事で、その環境から抜け出しました。はっきり言って通勤バスがすごいストレスでした。
神経質な人は集団生活に向いてない
はい僕がそうです。笑
そもそも神経質なのに集団生活(集合寮)した事が失敗でした。
・ドアの閉める音
・隣の部屋の騒音
・隣の部屋のいびき
・洗面器の汚れ
神経質な僕にとっては全てがストレスで、知らず知らずのうちにストレスが蓄積して鬱状態になりました。
今思うと当時の状態は最悪でした。毎日死を意識しましたし、心の休まる場所が1つも無かったです。
ただ運よく隣の部屋が満了し出て行ってくれたおかげで、隣の部屋の音のストレスからは解放されました。
ストレス状態で鬱になると恐ろしいことに神経が物凄く敏感になります。普段なら気にならいような事も敏感に感じてしまいますので、音に敏感になったりして負のスパイラルに突入します。
鬱からの立ち直り
僕の場合は病院にはいきませんでした。でも確実に病院に行かないと行けないくらい疲弊してました。仕事以外は一切寮の部屋から出る事もなく電気もテレビの電気のみで生活してカーテンも閉めきってました。
仲の良い同期もどう接すれば良いのか困るくらいに疲弊してましたね。すごい心配してくれてましたが、何も行動を起こせなくなるのが鬱の怖いところです。
ただ鬱からどう立ち直ったかは今でもハッキリと覚えてないです。怖いことに辛い記憶以外は一切覚えてなくて、仕事はちゃんと行ってた事しか記憶にはないのです。鬱は決して時間が解決するものではないですが、僕の場合は恐らく時間が解決してくれたのかなーと今なら思います。
鬱は最悪な選択をしてしまう事もあるので、自分が鬱状態かも?と思ったら迷わず心を休めて自分を甘やかしてください。
好きな事も出来なくなるのが鬱なので、もし好きな事が出来るレベルならとことん好きな事をしたほうがいいです。人生においてお金や仕事なんて2のつぎ3のつぎです。健康じゃなきゃ何の意味もなくなります。
まとめ
期間工に限らず仕事のストレスは現代人ならみんな抱えてます。
期間工になったきっかは人それぞれかも知れませんが、所詮期間工という気持ちでいるようにした方がストレスを溜め込まなくて良いと思います。
何より精神を豊かに過ごす事を心掛けて欲しいと思います。前向きに物事を捉え、折角へんぴな町に赴任したなら、そこでの生活を思う存分楽しんで過ごしてみて欲しいです。
今日はちょっとデリケートな問題について書いてみました。
では!